世界を3年半回った旅人が厳選するどこにも載ってない?便利グッズを紹介!
本編へ入る前に、長きに渡り世界を旅した僕が実際に持って行って良かったものなどを厳選して紹介しますね。
紹介するものは今回の旅にももちろん持っていくものです。
そして旅のみならず、普通の生活でも抜群に使えるものもあります。
まずは、
「荷物そのもの」について考える。
物が少なければ身体の負荷だけでなく、心も軽くなります。
これ使う(必要ある)かなぁ?なんて考え込むほどのモノは大抵使わない。置いてきましょ。
念のため、もう一つ、もう一個。予備予備って、結局手を付けずに終えます。置いてきましょ。
無ければ無いでどうにでもなる、というまぁ極論かもしれませんが、無くなった時、そういう事態に遭うと人間ってどうにかしようとする能力を備えていてそれを発動し、知恵を絞り解決法を見付け、やがて無いことに慣れます、最終的にそれが絶対に必要とは思わなくなります。
そもそも無くさないように頑張りましょう。
荷物の量は不安の量に比例する
旅のテーマや仕方、ルート、時期などで荷物の量は変わるので一概には言えませんが、一般的な旅ではトータルの重さでザックリと
〜10kg以内はとても軽い。15kg前後で普通。20kg超えると重い。ってなランクだと思います。
日用品は現地調達
これは特に物価の安い国からスタートする場合は鉄則と言ってもいいです。
日本は世界的に見ても物価がとても高いので、わざわざ国内ですべて調達するのはお金の無駄。
予定では行くとこは暑い国がほとんどで、極寒エリアは数日間のみ、なんてある程度決まってる場合はわざわざ持って行かずに現地で買えばいいんです。
現地で(安く)購入、からの現地廃棄(あるいは譲る、そのまま持ち帰る)は身軽になる一つの方法。
節約の為になるべく物を買わないようにと大量に持ち込むというのは身体的、精神的負担も大きく、長い目で見れば結局は金銭的にもプラマイゼロだと思ってます。
便利な物は便利なだけで必ず必要なモノではありません。
貴方にとっての必ず必要なモノをよく吟味して仕分けして、是非とも身軽さという魔法を手に、世界を思いっきり楽しんじゃいましょう!
以上です。
さて、まずはこっからいきますかね。
バックパックは背負うか、キャスター付きで転がすか
キャスター付きも背負うバックパックもどちらも使用した僕の経験と意見を述べますね。
僕は断然キャスター派。(あぁ、なんか白い懐かしいのがいる・・・)
旅中に出合った人からは僕がコロコロバッグを使っているということに、意外〜!なんて言われることが何度かありました。
ガチガチな冒険系の旅=背負うバックパック=これぞ旅行じゃなくて旅!=これぞバックパッカー!
な見解や方程式がどこかあるかもしれないですね。
コロコロ付き=バックパッカーとは言えない=ただの旅行
って感じですか。確かに背負うタイプのほうが旅してる感があったり、見栄えは良いしカッコイイかもしれません。
それにしたってやっぱりラクなんです、疲れ方が全然違うでしょう。フットワークも軽い。背中に汗ビッシャーも無い。収納もしやすい。
よくコロコロバッグのデメリットとして、道の悪いところや、階段の登り降りの際にキツイと言われますが、そんな時は背負えばいいんです。
オーストラリア大陸最南端へ、未舗装の道を一泊二日、往復40km背負って歩きましたよ。
やっぱ見た目はカッコ良くない。
発展途上国などの道は悪路で転がしづらい!なんてことも言われているようですが、もう今の時代は特に観光地であればそんなことはほとんど無いです、基本的に転がせます。未舗装でも地面が固ければ余裕です。
ヨーロッパは石畳だから転がしにくいんじゃないか?→確かに。しかし石畳の場所はほとんど旧市街のみ。
だからいざとなったら少し背負えばいい話なんです。
本当のデメリットは、なんと言っても車輪がある分、バッグ自体が重たいこと。
それゆえにもし車輪がぶっ壊れた場合、ただの重くて背負いづらいバッグになるという部分です。
それでも僕はラクさを取りたい。
と言っても今回の旅は荷物がほとんど無いのでリュックサックのみなんですけどね。
見栄えなんてどうでもいい。大事なのは中身なんですから。
さて、バックパックが決まればお次は中身。
と言ってもどこにでも書いてあるような当たり前の物は載せません。
まるで仙豆。ビックリするくらい元気になる魔法の栄養剤
ネイチャーメイド:スーパーマルチビタミン&ミネラル
いきなり持ち物というか飲み物きたこれ。
皆さんご存知の、スーパーやドラッグストアなどでどこでも手に入るサプリメント。
これは僕がまだ現役バリバリのボクサー時代に、スポーツ栄養学を熟知したフィジカルトレーナーから教わったものです。
このサプリメント歴はかれこれ10年になります。
これを夜寝る前に飲むと、翌日は身体が本当に元気になるんです、身体の内部からフツフツとエネルギーが溢れるような感じ。それはもうドラゴンボールの仙豆のごとく。
オーストラリアでの毎日の過酷な畑仕事を共に頑張っていた友人に試しに飲んでみてもらったその翌日、
「それ売ってくれ。」
と、せがまれたくらい。もっとくれ!ではなく、買いますからください的な。
他数名には後日、「あのサプリって何のメーカーだっけ?欲しい。」とも。
薬ではないのがまた良いですね。かと言ってもちろん、毎日飲み続けるのは良くは無い。
10年以上愛用しているとはいえ、基本的には疲れていたり、野菜不足を感じたりなど、翌日は頑張らなきゃいけない時とかのみに飲んでいます。
やはり栄養というのは普段の食事からまんべんなく摂りたいもの。
しかしそれは国内でも難しいことであって、それが海外の旅となるとほぼ無理に近い話だということは容易に想定できますね。
そんな時にこのサプリを持っておくと良いかもしれません。体が資本です。
ちなみにネイチャーメイド以外にも似たようなものが他のメーカーにもあります。
ただこれも、マルチなビタミンが効いているのか、ミネラルが効くのか、あるいは両方摂ることで相乗効果が生まれているのは定かではない。
それと、亜鉛もメチャ元気になると大絶賛している人もいたので、試してみるのもいいかも。
ドラッグストアで買う場合は、複数店舗がある場合は値段をチェックしてみてください。特売をやっているとこもあって値段が全然違ったりします。ただやっぱり、アマゾンで買うのが無難ですかね。
さぁ、次に紹介するものは万人受け間違い無しの絶対必須の旅具です。
絶対に持って行って下さい。
僕の人生の殿堂入り、一生愛します、一生そばにいてほしい。
白色ワセリン
コイツの素晴らしさを知ったのはまたもボクサー時代の時です。
ボクサーは試合前に、パンチによるカットを防ぐため顔にワセリンを塗りたぐります。
カットしてしまった際にも、厚塗りして止血の役割も果たします。
てことでコチラもサプリメント同様、10年以上の付き合いです。これからもおそらく一生涯使い続けます。
僕の使い方を紹介。
・男性であれば髭剃り前のシェービング代わりとあとの保湿で一石二鳥。女性のムダ毛処理にもいいかも?
・リップクリーム?男は黙ってワセリン。世界には日本では考えられないほど乾燥した場所がたくさんあります。そこではまず唇がパキパキに割れるはず。
使い心地はリップクリームと変わりません。そもそもリップクリームにワセリンが使われているものが多く、それに香料やメントールなどを混ぜて使いやすくしているんです。
そんな化学物質を含めたものが身体に良いワケがなく、それでいてあんな小さいサイズで一つ数百円とか、良い商売してますね。
ワセリンは50gで大体300円とか。50gを一人で使い切るとすると、僕の場合は毎日使っても3ヶ月以上はかかる量。
・傷を負った際には厚塗りしその上からバンドエイドやラップなどで保湿、自然治癒力を高めてすぐ良くなる。
・髪の毛のセッティングにワックス代わりに使うという技も。そもそも旅中にワックスを付けてキメてる人がいたら引くけど。まぁ現地で知り合った綺麗なお姉さんとデートすることがあるかもしれませんしね?
他にも様々な使い方がネットには溢れているし、独自の使い方も発明できるかもしれません、可能性に溢れその上にとにかく安いし小さいしでコスパは最高。
保湿と言っても、伸びが悪いので顔全体や身体など広範囲には不向き。ピンポイントでの使用が一般的です。
必ず持って行って下さいと書きましたが、おそらく世界中、村レベルな場所は別としてどこでも手に入るんじゃないかと思います。普通に病院でも使われるものなので。
英語ではVaselin(ヴァセリン)と呼びます。
さてさて、お次も僕には手放せない必須の旅具です。
これがあるだけで旅が変わります、そして大幅な節約が可能となります。
が、これについては優秀過ぎるので次回に一つの記事でまとめますね。
どれほど優れているのか徹底的に網羅します、お楽しみに。
僕の手料理、旅メシも公開しちゃいますよ!そう、コンパクトでどこでも使える調理器具のことです。
以上が僕にとっての旅の三種の神器のようなもの。
上記以外で役立ったグッズはこちら。
パーフェクトな使い勝手!YAZAWAマルチ変換プラグ
これ一つで、世界ほぼすべての国のプラグ対応はもちろん、差込口が2つあるのでタコ足の役割、更にはUSBの充電まで出来ちゃうオールインワンなシロモノ。
価格も1,200円程と超良心的、とりあえずこれを持っておけばオッケー。
右にあるのがYAZAWA製品でもなんでもなく100均とかにもあるC型のプラグ。
世界のほとんどの差し込み口はC型なんです。
僕が訪れたオーストラリアを除く世界約48カ国の中でC型が使えなかった国は、シンガポールとマレーシアと香港だけでした。この3カ国はいずれもBF型という一番デカくてかさばる形状(場所によってはC型が使えるとこもある)。
東南アジア諸国は日本と同じA型のプラグも使えます。
つまり場合によっては、C型プラグだけ持って行けばいいんです。
そうは言っても世界放浪をする人はどんな国に行くか分からないはずなのでやっぱりマルチプラグを一つ持って、あとはこのようにC型プラグを一つ用意しておくと便利ですよ。
ヨーロッパでは差し込み口に1cm程のくぼみがある場合が多く、その場合このマルチプラグは構造上届かず差し込めません。その際にも単体のC型プラグが救世主となります。
さて次いきましょう。
コンパクトで超軽量のカメラ三脚。タムラック ZIP SHOT
重さはたったの約310g、収納時は38㎝。
三脚はあると便利には違いないけど、一般的なものはやっぱ重いしデカイしかさばるしいいかな、なんて写真好きな方には最適。
脚パイプの中にゴム紐が通っており、それを外してぶら下げればあっという間に脚が連結し準備完了。
スタンバイしてみるとこんな感じ。うん、まだ足のおぼつかない頭の重い赤ん坊のよう。高さは約110㎝。
ミラーレスとズームレンズの重さ約1kgでいかにも危なげに見えるが自重で案外シッカリします。最大積載量は1.4kg。
当然設置する際の地面の状況や、風には弱いので注意が必要。(一回倒した。血の気が引いた。)
高さも調節できないけれど、やっぱり三脚があるのと無いのでは撮影の幅が変わります。僕は今回の旅で2度目の購入。(一回目はバックパックごと盗まれた。)
2017年現在でこのタムラックからの製品はZip shot MINIだけだそう。
ミニなのでさらにコンパクトになった模様。その分もちろん身長は低くなっている。
現在はOKITIというメーカーのポータブル軽量アルミニウム三脚4段というのがZIP SHOTのスペックとほぼ同じで安い。
そして最後の紹介、こちらは便利グッズ以前の問題かもしれませんが。提案です。
旅を機に、セルフカットデビューしませんか!
そう、すきバサミ。
僕のセルフカット歴は旅以前から、かれこれ5年になります。
もしかしたらもう今後死ぬまで、お金を払って髪を切りに行くということは無いかもしれません。
つまり、これは一生もののスキルとなります。もちろん他人のはできませんが。
旅の途中で、外国で髪を切りに行くってなかなか勇気のいることだし色んな意味で不安ですよね?
もちろん、海外の床屋さんへ行ってみるのもとても良い経験、ネタにはなるでしょう。
あるいは旅中に元美容師さんの人と出会って切ってもらう、なんてことも結構あるあるですね。
(やはり手に職があるから帰国後も再就職しやすい為なのか、元美容師って旅人はかなり多い。僕の記憶にも6人ほどと会った。)
でもハサミと鏡があれば宿でいつでもできちゃいますよ。
恐れずにまずは一度、チャレンジ。これ大事。
図工バサミでは無理だろうけど、すきバサミならマジで失敗は少ないはずです。
ちなみにハサミは試しに1,200円ほどのものを買ってみたのが画像のやつですが、ハッキリ言って100均のもので十分。
初期費用わずか100円、その後いつでもどこでも永年無料。それがセルフカット。やるっきゃない。
*失敗して結局は坊主にしちまったよ!なんてクレームは勘弁してください。
自慢じゃないけど僕の場合は失敗という失敗はしたことがありませんマジで。
以上、ブンコースタイルな旅具の紹介でした。
次回は絶対に欠かせない最高の旅のお供を紹介!