Bunkoh Style -WorldWide-

世界中の果て(先端)を命懸けで制圧しに行く大冒険ロマン

【嘘だろ?】どうしてしかしコンドーム。~超絶景のザンジバルとタンザニア縦断~

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すごいですねぇ〜〜ここは。ゾクゾクします。


でも優柔不断な僕は誰にしてもらおうか迷っちゃいますよ。


アナタにしようかな〜〜いや、キミかな?それともソナタかな?


そこの右のかた、僕のおしりを綺麗にしたい?


え?なに?イヤだ?


お前はヒトのケツを拭くために生まれてきたんだろうが。拒否とか意味分かんねぇよ、そんなお前はメッチャ辛い料理を食べた次の日に盛大に仕事してもらうわ。仕事放棄は絶対に許さねェ。お前の顔、覚えたからな。






改めまして、僕のおしりを拭き拭きしたいかた〜〜!挙手願います!











みなさんシャイなんですね。


それでは僕が選考させて頂きますね。


そうですねぇ〜〜〜、よぉ〜〜し!









キミに決めたッ!










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いかがですか?

僕ってすっごい人生楽しんでるでしょう?

アフリカ縦断編 前回

bunkohstyle.hatenablog.com


もくじ

 

もしもモシで山に登らなくても


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2017年10月13日〜

大好きなケニア人が名残惜しくも、そして凶悪都市ナイロビを難なく出発し次なる国タンザニアへ。

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国境のイミグレには明らかに異質な方も並んでいました。個性の強い人なんだなぁと思いきや普通にガチなマサイ族の方でした。

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やっぱり多少は貧しくなった感じはします。

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・・・心が痛みますね。

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バスは経由地に停まるたびにたくさんの物売りに囲まれまして、見てる分には楽しいです。

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時計とか爪切りとか懐中電灯とか、ちょうど欲しかったんだよね〜ナイスタイミング!そんな人います?

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一日に一体いくつ売れるのでしょうね。

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タンザニアへ難なく入国してからすぐですよ。

ぬぉおおッ!これが!あれがあの!!あの!!山ですね!!!僕興奮です!カメラに収めなければ!

クソ、ブレるし車内の明かりが反射するしうまく撮れねぇ、くッ、こうか、よし来た!


隣に座っているオバさん:「あの山はまだあの山じゃないわよ。」



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ケニアはナイロビからおよそ7時間、タンザニアモシ(Moshi)という町へ到着。

ここからはシッカリ見えますね。
あの山こそ、タンザニアが、いいえアフリカが誇る最高峰、キリマンジャロ(Kilimanjaro)なんですね〜!

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モシはキリマンジャロ登山の拠点の町。たくさんの観光客が訪れます。

その登山については一番簡単なルートであれば難易度はそれほど高くはなく、天候の変化も少なくて初心者でも登頂可能のようです。

しかし登山に当たっての費用がガイド料などで一般的に10万円はかかるそう。いくら一生ものの経験が出来そうにしても簡単に出せる額ではないですね。富士山と比べるのもアレですけど、山はタダで登りたいですよ。

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「ジャンボ!」 「ハクナマタタ」 「ポレポレ」

タダだとしても僕は登山が好きではないので、むしろ嫌いなので登りませんが、となるとこの町もただの経由地かと思いきや、なかなか楽しめましたよ。

タンザニアケニアと同じく英語とスワヒリ語公用語ですが、より一層スワヒリ語が飛び交うようになりました。上の3つの言葉、なんとなく聞いたことがありますよね?ジャンボはこんにちは、ハクナマタタは大丈夫、ポレポレはゆっくりという意味。

スワヒリ語はなんとも可愛らしくて心地良い響きの言葉が多いですよね。
町を歩いていると気さくに挨拶してくれる人々の感じも好きです。

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ローカルの食堂で現地人と楽しくお食事。

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タンザニアもお米が主食の一つで、よくスープカレーのようなものと一緒に食べます。カレーのようなもの、というかカレーです。タンザニアにはインド人が多く住んでいまして、それは両国がイギリスの植民地だったことからのようですが、だからカレー料理があるのだと察します。

でもインドのそれとはまるっきり違っていて、肉の旨みが出てまろやかでどちらかというと日本のカレーに近いですかね。美味ですよ、ご飯が進みます。

ちなみにタンザニア人は辛いものが好きですが、日本で“ピリから”など辛さを表す擬音語、「ピリピリ」はこちらで唐辛子の意味なんです。

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市販の水のラベルはこれ。取っておきたくなりますね。

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町はこぢんまりしていてちょっと散策するにはピッタリ。こちらはマサイ族さんによる青空ドレッドヘア店ですね。勝手に写真を撮るとこのように注意されちゃいます。「かね出しんさい!」と。

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女性のカラフルな衣装が目を引きます。


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え?


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ちょっと・・・。


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二人して酔ってんですか?

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アフリカではよく頭に物を載せて歩いていますが、相当なバランスの良さですよね。
でも正直あたまがおかしい人に見えるのでせめて靴だけは手に持ったほうがいいと思うんですけど。

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バスターミナルでは様々な場所へのバスが出向きますが、能登島の民宿行きの便もありました。ここから陸路でとなるとビザ取りの問題もありますし所要期間は早くても4ヶ月くらいはかかりますかね?っていやいや、タンザニアは日本の中古の車も走っていますよ。

能登島の勝雄館さん、でいいんですかね、当時のオーナーさん並びに関係者さん、このブログを見ていましたらご一報願います!まだ生き生きと走ってましたよ〜!バスの客引きたちにこれは日本の宿の意味だということを教えたら大爆笑してました。

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ザンジバルコノミヤキ〜」

モシでは外でこんなものを焼いているお店をよく見かけまして、僕が日本人と分かるとこんな風にスタッフが誘ってきます。こちらはこれから向かうザンジバル島で生まれたピザですね。一枚50円とかで焼きたてはすごく美味しいですよ。

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そしてキリマンジャロと言えば、そうですコーヒーですね。さっそく旅人御用達のカフェ、ユニオンコーヒーさんでアイスコーヒーを頂きましたが、これが大失敗。ミルクは別にもらえるのかと思いきやダッバダッバ入れられて、コーヒー本来の味がサッパリ分からないという残念さ。

これ一杯5,000シリング(約250円)もしますからね。屋台でご飯2食分の値段。

キリマンジャロコーヒー本来の味を知りたかったので他の店を探しましたが、意外に町ではオーガニックなものが飲める他の店はほとんど無い、というか見つけられず。基本的にインスタントが飲まれるようです。

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泊まった宿はキリマンジャロバックパッカーズホテル。ドミトリーは室内でWi-Fiが使えず、夜は外で蚊に刺されまくりながらネットをすることになり、更になぜか洗面所での洗濯物の手洗いは禁止。たまにそういう宿ってあるんですけど、僕は大嫌いです。Tシャツ一枚とパンツ一枚で洗濯機使えって言うんですか?アホなの?って思っちゃいますよ。

でもスタッフはとても親切ですし、朝食はなかなかのビュッフェ形式で良い感じでしたよ。 そして気付きました?スペシャルなお部屋よりも普通のお部屋のほうが安いんです。不思議ですね。トイレもいかがです?あなたもどのトイレットペーパーさんにお尻を拭いてもらおうか迷ってみませんか?

凶悪都市ふたたび。からの穴があったら入りたいブンコー劇場開幕

 

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のどかな風景を眺めながら次に向かったのはタンザニア最大、そしてナイロビに次ぐアフリカ三大凶悪都市の一つ、ダル・エスサラーム(Dar es Salaam)。25,000シリング(約1,200円)。

この国の首都はドドマ(Dodoma)ですが、ここダルエスが事実上の首都となっています。

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「これを見ろ、ウチは正規のタクシーだ、さぁ乗れ!」

モシは気楽でしたよ。首からカメラを下げてのんびり歩けるんですもの。
さすがに凶悪都市と聞いて堂々と写真を撮りまくる勇気はありませんね。

ナイロビを歩く際はタクシーを使え。
ここダルエスサラームではタクシーは使うな

と、ひと昔前から言われておりまして、それはタクシードライバーによる強盗などが頻発しているからです。そんな客の不安を払拭しようとバスから降りるなり、タクシーの運ちゃんが首から下げたライセンスのようなものを強調して客引きをしてきます。

しかしつい最近にDARTという超便利な定額制の路線バスが開通されたことで、もうタクシーを使う必要がないんですよ。便利になったものです。これで運ちゃんが良い人か悪い人かを嗅ぎ分ける手間も省け、わずらわしい運賃交渉もしなくていい。簡単ですね。


この便利さ気楽さ、イージーさは嬉しい反面、寂しさを感じます。現代の旅は、苦労が無い、すなわち冒険が無い。ゆえに達成感を感じにくい。貧しい国が発展するにつれてもっともっと旅は簡単になるのでしょう、50年後のアフリカ旅はどうなっているのか。

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とある駅で、片手にコップを持った車椅子のオジさんがバスに乗り込んだんです。
結構みずぼらしい格好だったんですけど、これってきっと物乞いのかたなんでしょうね。中心街の方へ向かうようなので、だから彼にとってはこれって「出勤」なんですかね?

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町はナイロビと同じく、明るい時間帯だと全然危険な匂いはしませんでした。
むしろ海に面していて人も多くはなく静かでのどかで、雰囲気も気持ちも良いです。

しかしながらどうやらやっぱり治安は悪いようで、泊まった宿のスタッフに、フェリーのチケットを買いに行ってきます〜と言ったら、ふざけた様子もなく真顔で

「Good luck(幸運を祈る).」と返されました。

昼間にチケットを買いに行くだけで幸運を祈られちゃったんです。「とにかく気安く話しかけてくる男に気を付けろ。」と。今やダルエスはナイロビを凌ぐ治安の悪さとも言われているようで、つい最近でも女性の韓国人バックパッカーが強盗に遭い金品を奪われたそうです。

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話だけ聞くと怖いですが、もちろん言うまでもなく優しい人だっていまして、治安の悪い中でも一生懸命生きる良い人のほうが圧倒的に多いのです。こちらは魚介類を売り歩く商人。

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一つ10円とか20円で、つまようじで取った分の合計でお支払い。ピリ辛のピリピリを付けて食べると美味。現地人とワイワイつまんでいきます。

宿のスタッフもムチャクチャ親切でしたよ。中心部にはクリスチャンが提供する安宿のYMCAYWCAの二つがあり、どちらもドミトリー部屋があり後者のほうが5,000シリング安い一泊15,000シリング(約750円)でした。

宿にはやたらに中国人の旅人が多く、どうやらここダルエスサラームでのブラジルビザの取得が他の国よりは比較的容易だそうで、それを待っているようでした。タンザニアでブラジルビザですよ?そんな情報は日本語で一切ありません。僕らの知らない旅の仕方が中国人の間にはあるんですね。


そしてこれは超速報ですが、ブラジルビザに関して2018年1月11日より、まずはオーストラリアと日本国籍保持者の2カ国限定でインターネットによるビザ申請が始まりました。今までは隣国パラグアイでは簡単に取れるとされていましたが、現在、それをもまた遥かに凌ぐイージーさでどこにいても取得可能です。手軽に行ける時代が来ましたよ、最高!

初めの2カ国に選定されるなんて、誇らしいぞニッポン!中国人の皆さん、おつです!すいません!

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さて、とりあえずアフリカの縦断が目的であれば、わざわざこんな危ない都市に寄る必要は無いのですが、それだとサファリにも興味の無い僕はあっという間にタンザニア旅の終了。

この国の人々は大好きなケニアと比べるとやはり少し民度が落ちると言いますか、中国(アジア)人を小馬鹿にする言葉を吐く者もまぁまぁいて、それは不愉快ですが、でも心地良いスワヒリ語でニコっと挨拶をする人が好印象で好きな国の部類に入りますかね。

てことでもうちょいタンザニアを知ってみようとインド洋に浮かぶザンジバル(Zanzibar)という島へ向かう為に経由したのです。

ザンジバルタンザニア屈指の、いいえ、アフリカ随一のリゾート地とも言われており、
それはそれは興味が無かったですよ。


これまで一体いくつもの島を見てきたでしょう。リゾートアイランドに基本的に共通していることは、単なる綺麗なビーチが広がり欧米人がウジャウジャ。ザンジバルももれなくその一つだろうと完全に舐めてました。

が、




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なんだこの島マジで面白ぇし好き。


今まで訪れたリゾートとは別次元、タンザニアだけどこの島だけ違う世界が広がっていました。

それは本当にその通りで、ザンジバルは今やタンザニアと合併されていますが、元は独立国でして、そのまま独自の自治体、政府を持っています。つまりタンザニアだけどタンザニアではない、ザンジバルという一つの国」と言ってもいいのです。実際に入(国)島するときに入国カードもあるしイエローカードの提示、パスポートにスタンプも押されます。

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島へは高速船か普通のフェリーで簡単にアクセスでき、飛行機も大して値段が変わらないようです。上空から見る景色はさぞ美しいのでしょう。大抵のバックパッカーは運賃の安い普通のものを選ぶと思いますが、それでも外国人はUS20ドル(約2,200円)もするVIP席しか買うことが出来ないという感じの悪さ。エコノミー席はその半額以下。3~4時間の船旅です。


「ぷぷぷ。へいフレンド、こりゃ何だ?くくく。」


フェリーに乗る前にはシッカリとX線を含めた荷物チェックを受けますが、なにやらスタッフがニヤニヤしながら僕のサブバックの中に入っていたらしい物を取り出し、僕の目の前に突き付けたのです。




・・・ッ!!!





・・・こ、、コイツは。。





「フレンド〜、これは一体なんだ?ん〜〜ッ??」


横にいたX線担当の女性スタッフもニヤついている。








・・・まさか、、、ど、どうしてそんなところに。。なぜだよブンコー。。





・・・違う、これは俺の物じゃないんだ・・いや、紛れもなく私物だ。しかしなんでここに・・。





・・・恥ずかしい、とっても。



後ろに並んでいた欧米人ファミリーもそれをガン見で穴があったら、X線の中でもいいから入りたい状態の僕の目の前に提示された物。


それは・・・










非常事態に備えて手に入れたエチオピアのホテルにあった無料のコンドーム。





2個。






そりゃお前、いつでも臨戦態勢ってことよ!
違う違う!

死んだじいちゃんがあの世で泣くぞブンコー!



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ちきしょう、とんだ凡ミスだぜ。それにしてもあのスタッフも感じ悪ぃよ、見りゃ分かるのに、「僕の避妊具です。」ってわざわざ俺の口から自供させやがって。欧米人ファミリーも傍聴の公開処刑じゃねぇかクソが。宿に着いたら速攻で“港のスタッフがいじわるでイヤな気持ちになった”ってトリップアドバイザーで書き込んでやる。














ぼぉぉぉてぇぇぇえええーーッ










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・・・おかしいな、VIP席のチケットを取った気がするんだが。

VIP席でVIPに尻もちついちゃったお前。しかも一旦バックパックを背負ったまま座っちゃったもんでより破壊力が増した状態で鉄のよく分からない部分に強打して心底痛い。しかも回りの乗客がクスクスしてる。


・・・ったく。この隣の席も怪しい感じにグラグラしてるぞコレ。どうせぶっ壊れてんのは知ってるけどあと10年くらいは修理もせず放置なんだろうな。

・・・おいおい、そのまた隣の席も危険だぞこれ、どうなってんだよ。このVIPってのは特別待遇でもてなすって意味じゃなくて、ボロいぷーの略なの?あれ?このフレーズどこかで聞いたような。




こりゃVIP席は避けたほうが良さそうだな。VIPから自分のヒップをVIPに守るんだよっと。















ぼっっそぉぉおおおおおーーッ




ばたばたばた。











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船長だせコラ。

VIP席のチケットでVIPじゃない席にヒップがVIPに挟まって8秒くらいガチで動けなくなってもがいちゃったお前。














こっちを見るんじゃない欧米人ファミリィィィーーーッ!!!



赤面は赤面だけど笑いに包まれたVIPルームでした。

なんて素敵な個性バクハツのザンジバル

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さぁこのタンザニアだけどタンザニアではない、今まで訪れた別次元の島、そして一つの国、ザンジバル

タンザニアの宗教はキリスト教イスラム教が約30%づつで他は独自の伝統宗教だそうですが、ここザンジバルはほぼ100%がイスラム教。「こんにちは」を意味するスワヒリ語のジャンボ!に、アラビア語イスラムの挨拶であるサラームアレイコムも聞こえてきます。

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元々はアラブ人が住んでいたこの島ですが、その後にポルトガルオマーン、そしてイギリスから支配されていたこともあり、アフリカとヨーロッパとアラブの文化がミックスされ独特な世界観を醸し出しています。

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その入り混じった文化の影響により、アフリカでは珍しい3階建の石造りの建築物が連なる旧市街地はストーン・タウン(Stone Town)と呼ばれ、その特異な都市景観から世界遺産に登録されています。
ちなみにザンジバルとはアラビア語で「黒人奴隷の町」という意味で、その名の通り悲しい過去を持つ島でもあるのです。

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島の住民はアラブやペルシャ、そしてやはりインド系などなど、様々な混血種で成り立っているようです。
どうですか?これはローカルな食堂での一枚で、とっても浮いてますよね。そう、マサイ族の方々もたくさん住んでいます。彼らの主な仕事は警備だそうで、さすがは戦闘民族、確かにホテルの前に立っている姿をよく見かけます。

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町では見覚えのある馴染みのある自転車がバンバン走っていてそれはそれは不思議な光景です。
日本で撤去されたものでしょう、それが黒人を乗せて狭い旧市街の迷路をスルスルと駆け抜けるのですから。

この車体のお値段はなんと、ピンキリですがギア付きのものとか高いやつは日本円で7千円とかするそうですよ。卸す業者はこれ単純に考えてもかなり儲かるんじゃないですかね。

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もちろん日本の車も当時のまま、元気に人を乗せて活躍しています。

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ニヤニヤが止まらない。
中古の日本車はタンザニア本土でもよく見られますが、この島はその比にならないくらい頻繁に走ってます。

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マーケットではガチャピンさんが歩いていました。
失礼ですね、でもこれ破壊力が半端無いですよ、右の人はコレ驚嘆であっけらかんとしてるじゃないですか。左のかたがもう少し大きければムックさんでミラクルな絵になりましたよね。すいません。

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スーダンぶりの濃ゆいイスラムの世界。もちろん1日数回のお祈りの時間には町にコーランが響き渡ります。【世界旅あるある:コーランが心地良く聞こえるようになる。】

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ザンジバルミックスと呼ばれるこの島で食べられる料理です。酸っぱくて控えめに言っても美味しくない。島にはやはりインド人も多く、カレーはもちろんサモサやビリヤニなども頂けます。

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よくある単なる旅行者、外人御用達のリゾートアイランドでは無く、現地に住む多様な人々の生活もしっかり見ることが出来ました。

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夕方になると島っ子たちが一斉にビーチに集い遊び明かします。アフリカ人はとにかく体のバネが凄くて、小さな子供でもヒョイヒョイとバク宙を披露する姿をよく見かけます。

アフリカ本土出身の子もいるのでしょうけど、いつの日か異国の地に行った際にWhere are you from?と問われたらきっと、タンザニア、ではなく「ザンジバル」と答えるのでしょうか。なんかカッコいいですね。

このビーチから見る夕日もなかなかのものでしたよ。

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美しい海に囲まれた穏やかなイスラムの世界、様々な人種の島民が日本のママチャリを漕ぎ日本の場違いで笑える中古車に揺られ、インド人がインド料理を振る舞いアラビックな旧市街をマサイ族が闊歩するそれはもうカオスで摩訶不思議な光景に出会える一つの国、ザンジバル

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更に特筆すべきは治安の良さです。堂々と首からカメラを下げて歩くことの出来ないダルエスサラームから船でたった数時間で海を越えるだけで、それは雲泥の差。暗くなっても一人で外を歩くことが出来るほどでした。


いかがですか?行ってみたくなりませんか?

しかし一つだけ難点がありまして、それは宿の猛烈な宿泊料の高さです。
ザンジバルは観光税として一泊なんとUS9ドル(約1,000円)もの超ボッタクリな税金がかけられ、つまりそこから宿の一泊の料金が加算されるので、ホテル予約サイトでもドミトリーで最安でUS18ドルとかでした。本土ではせいぜい6,7ドルで泊まれるのに、これは痛すぎます。

おそらく非正規で税金から逃れている10ドル以下で泊まれる汚めの個室も隠れて存在しているようで、それは港にいる客引きに付いて行くか自分で見つけることになりますね。

お世話になったのはten to tenという僕が訪れたまだ1週間前くらいにオープンしたばかりの宿。なんとオーナーが日本人の方でした。点と点、ってことですかね?立地も良くもちろん綺麗な良宿で、なにより日本語で情報を得たり喋りたい方には打ってつけですね。


宿の高さが唯一のネックですが、そのマイナス面をひっくり返せる景色をも持つのがこの島。まだ終わりません。

死ぬまでに一度は行きたい海上◯◯◯◯◯

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最近になって知名度が急上昇中の話題のこれは、ここザンジバル島の東のはずれに浮かんでいます。

 

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ストーンタウンからダラダラ(乗り合いバスの意味)を乗り継ぎ2時間半ほど。

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ヤシの木をくぐり心地良いさざ波の音だけが包み込む、小さな小さな集落を抜けたビーチに、突如としてそれは現れます。

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これが雑誌や絶景の類の旅本でよく取り上げられるその名もTHE ROCK、

海上レストランでございます。


まるでファンタジーな映画の世界ですよね、お客さまは無料の送迎ボート付きですよ。

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と言いましても干潮時は歩けて行けちゃうのです。横から見ると分かりますが、結構な奥行きがあるんですよ。

レストランのメニューとしては、パスタが20ドルもして味は普通、との情報があります。言うまでもなく、ここは味を楽しむというよりは景色と雰囲気を味わう場所でしょうね。

間違っても男一人で食べに行く場所ではないと思います。

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マサイ族の方々も働いています。


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惚れ惚れする透明度と色。

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2、3軒ほどのお土産屋と高そうなホテルが一つあるだけで、とにかく静かで癒される空間。大抵の観光客はストーンタウンなどからツアーやタクシーのチャーターで来ていました。個人で来る場合は帰りは路上でバスを停める必要に迫られますが、なんてことはありませんよ。

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入店せずとも見ているだけで幸せな気持ちになる超絶景、THE ROCKでした。

無料のサファリゾーンと玉ねぎオバさんの末路


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沖縄本土ほどの大きさのザンジバル。他にもまだまだゆっくりできて絶景も堪能出来る場所がたくさんありますよ。是非ともカオスな異世界を楽しんでみてくださいね。

たっぷり堪能できた僕は本土へと戻り、アフリカ旅のゴール地点の南アフリカまで更に歩を進めていきます。

移動手段ですがダルエスサラームから南下する場合、大抵の旅人がタンザン鉄道と呼ばれる国際列車で次の国ザンビア(Zambia)へ約48時間、2泊3日ほどかけて一気に向かうようです。

僕はとある町を経由し、あえてバスでザンビアへ向かうことにします。これが割と良い判断だと思ってますよ。 

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ダルエスから少しづつ標高を上げ、道中の車窓はとても楽しいものになります。

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壮大なバオバブの森があれば、

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おや?あれってまさか・・・

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すげーーー!キリンさんにイボイノシシさん、そしてインパラさんに更にはシマウマさんです!!

これはもちろん野生ですよ?動物園じゃないですからね。さすがは動物大国。

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ちなみにタンザニアの通貨もやっぱ動物が描かれてます。

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実はこのザンビアへ向かうこのルート、国立公園内を通っちゃうんです。入り口には「許可無く写真を撮るな」って書かれてますけど、そんなん知ったこっちゃないですよ。しかも動物を保護する為か、公園内では制限速度が設けられていて結構な動物を割りとゆっくり見れましたよ。

これタンザン鉄道の場合は通過が夜なので動物を見ることはほぼ無理だそうです。

お金を出して動物を見に行く行為、要はサファリですね、動物園もですけど、それが好きじゃない僕は絶好の機会。遠目からですけどね、十分。

 

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町に停車するたびにバスに群がる売り子さんたち。欲しければ窓から声を掛ければ目をキラキラさせてやって来ます。

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牛肉とフライドポテトを売る人も。油グッチョグッチョだけど、手が止まりません。
こういったものや果物、その場で頂ける食べ物、これなら良いですよ。

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でもコレは全然意味が分かりません。ビニール袋にパンパンに詰めた玉ねぎを売っているんです。みんな必死過ぎでしょ、これバスを追いかけて来ますからね。想像してください、玉ねぎを抱えて猛ダッシュで迫って来る男たちの姿を。失礼だけど笑いが止まらない。

てか、よりにもよって皆んな玉ねぎで、そこで誰かトマトにして他と差を付けるってことを思い付かないのかな。そもそもわざわざ玉ねぎを今買うやつなんているわけね・・・

隣に座っているオバさん:「ちょっとアナタ、あれ買いたいから呼んでくれる?」


いた。



それはいいけどこのオバさん、入っていた玉ねぎの量が多すぎるからって僕の拒否権を完全に退け強制的に5つも与えてきましたよ。

僕が抱えていたサブバックを勝手に開けだして玉ねぎをゴロゴロ入れてくるんです、恐怖ですよ。これってスリの逆バージョンで、何か言葉無いんですか?新手の犯罪ですよ。いらねぇっての。


でもですね、サブバックのチャックを開けた瞬間に見せた玉ねぎオバさんの一瞬の戸惑いを僕は見逃さなかったですよ。













なんせそこにはコンドームがあったのですから。








2個。







人はなぜ同じ過ちを繰り返すのか。


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大満足の移動でダルエスから約10時間、イリンガ(Iringa)という町へ到着です。20,000シリング。

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ここに立ち寄る旅人なんてかなりの少数派だろ〜と思いきや、目当ての宿はまさかの満室、しかも次の日まで。どうやらこの町は欧米人には大人気のようです。

標高1,500mに位置しダルエスザンジバルの蒸し暑さから解放される気候の良さ。


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人もとても良くて居心地の良い町です。町を一望出来るスポットから見る夕日も素晴らしいものでした。

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泊まった宿はバスターミナルから至近距離のSHALON GUEST HOUSE
Wi-Fi無しの水シャワーですが個室一泊10,000シリング(約500円)。スタッフは素晴らしく、隣の併設のレストランも安くて美味でフレンドリーでとても良い時間を過ごせましたよ。

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しかしまぁ〜〜とにかく人のことは言えませんが東アフリカの人のフライドポテト好きってのは凄いですよ、毎日まいにち。これ主食ですからね、お米と同じ感覚ですよ。


そんなとある夜、Facebookを覗いていた際にこんな投稿が目に入って、当分は控えることを誓いました。

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東アフリカ人はこれ滅亡じゃねぇか。

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さぁ、イリンガからムベヤ(Mbeya)を経由して一直線にザンビアとの国境の町、トゥンドゥマ(Tunduma)へ。18,000シリング。

いよいよ東アフリカの終了でゴールまで残り3分の1。南アフリカまでに経由する国の数はあと3つ。

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その間にまたどんな景色が、どんなドタバタ劇が待ち構えているのでしょうか。

とりあえずあれだ、避妊具を大きなバックパックに入れ替えよう。←捨てないよっと


次回

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