やっぱ自炊が最強!最高の旅アイテム!!!
<たっぷり色どり野菜のふわトロ玉子丼>
僕の旅に絶対に欠かせない存在となった絶対にオススメの神器、それが
YAZAWA トラベルマルチクッカー
これ一つで旅が変わります。
大事なのでもう一度言います。
これがあるだけで旅が変わるんです。
僕は今回の旅で3度目の購入です。
1台目は北欧でバックパックごと盗まれ、2台目は使い古した感があったし帰国前だったので譲りました。
もうこれ無しでは旅できません、壊れてしまったらこれを買いに一時帰国したいレベル。
だから盗まれたときのショックは相当なものでしたよ。
さぁ、順にコイツの凄さをあぶり出していきましょう。
どこでもキッチンいらず。
これ一つで、電源一つでお湯が沸かせられ、調理ができてしまいます。
ノルウェーのオスロからベルゲン間の観光列車、ベルゲン急行内で電源が使えたのでその場でインスタントコーヒーを作ったこともあります。
<野菜たっぷりタコの炊き込みご飯、醤油コンソメスープ付き>
<カスピ海生まれのお魚と野菜たっぷりのほほ笑み煮込みスープ@イラン>
基本は茹でる煮込む。
お米もシッカリ炊けます。もちろんパスタ、乾麺もオッケー。食パンも鍋底に押し当ててカリっと焼いたりしてました。
温度の調節は出来ず、そして鍋の構造上、炒め物や揚げ物には不向き。でもやれなくもないですよ。
これ一台で、もんの凄い節約が可能
やっぱり自炊って安く済みます。
米なんて1キロ100円以下だったり、野菜も日本では考えられないくらい安く買えます。基本的に根菜類なんてほぼタダじぇねぇか!ってくらい安い。ヨーロッパと比べてみても、日本の野菜と果物の高さは異常。
コチラをご覧いただきましょう。
これはベトナムのとあるド田舎で、近くの市場で揃えたものです。
草むしりかよ!ってくらいの満載のよく分からない草(野菜)とパクチー、トマトが大小5つ、そして豚の塊が2つでおよそ300グラム、そしてベトナムの定番であるフォーの乾麺がズドンと。
その上にちょこんと添えられているニンニクとトウガラシは、市場のおばちゃんの笑顔のサービスです。
これでいくらだと思いますか?
トータル日本円で150円とかです。すべて1回では食べきれないので2回分で、一食80円ですね(人によっては3回分。僕は時に一回でお米3合食べちゃうこともある大食い)。
ただ、ベトナムの安い屋台なんかでは一食100円とかで食べることができちゃいます、だからそんなに値段的に変わらなくね?なんて思うかもしれませんが、言うまでもなく屋台のフォーではこんな量のお肉は入ってません、せいぜい薄切りのがポイポイってとこです。
一食あたりの量も僕には全然足りず、満腹になりたいので屋台をハシゴするってこともしょっちゅうでした。タイは特に一食の量が非常に少なく、2つ食べてやっと一食という感じです。
自炊での一食はお腹いっぱいで80円です。
上記の具材で作ったのがコチラ。
「ベトナム人もきっと生唾ものの新感覚!」
<これぞジャパンスタイル、いいえブンコースタイルの醤油風味のフォー>
<<豚の角煮インパクト>>
美味すぎてベトナムで開業しようかと3時間くらい考えた。
一泊500円のボロ宿の室内で豚の塊をコトコトと小一時間煮込む旅人が他にいます?
それはいいとして、このように外食に飽きたりしたら自分でオリジナルを作っちゃったりも出来るわけですね。
国によっては食事のバリエーションが乏し過ぎて、飽き飽きして、実家に帰りたくなることもあるでしょう。例えばインドとかイランとか、あとはインドとか。ガチでカレーしかないので。
自炊をするための食材調達は、途上国であれば市場へ行くことになると思いますが、そこでの売り手との値段交渉もまた楽しいもので、サービスしてくれた時の小さな喜びはなんとも言えません。トマト一つとか、玉ねぎ一つだけ下さいなんて言うと、それくらいお金はいいから持ってきな!なんてことも結構あります。
相場や交渉術のコツが分かってくると、時には売り手を不機嫌にさせてしまうくらい値切って勝ち取ることなんかもありましたね。
自炊をすることによってその国の生活にローカル目線で一歩、更に踏み込めるんです。
<日本のカレーゲット@カンボジアの首都プノンペン。トータルコストは約300円>
旅中は野菜不足に陥ることが頻繁にあります。
それを補うため体調維持のため、ナマで食べられるトマトやニンジンを買ってかじったりする旅人もいるでしょう、外食のみで野菜を十分に摂るって国によっては大変なんですよ、お金もかかります。
特に僕の場合はチャリ旅だったので、外食のみでまんべんなく栄養を摂ったりエネルギーを補うのは大変なんです。
とにかく栄養面、コスト面で自炊に勝るものはありません、店によっては何を入れてるのか分からないとこもあったり(大量に油を使用したり)しますが、自炊だとそういう心配も無い。
料理を普段しない人からしたらつまらない話だったかもしれませんが、その旅を機に、始めてみるのもいいかもしれませんよ!ヨーロッパでは必然的にすることにはなると思いますけど。
自炊の話が長くなりましたが、このクッカーがあれば国にもよりますが安いもので一杯10数円のインスタントコーヒーをいつでも飲むことができます、お部屋で。外で飲めば100円近くかかったりする。
たまに食べるインスタントラーメンも美味いしメチャ安いです。一袋20円とかで売ってる国もあります。
ゆで卵もサクっと作っちゃいましょうよ、栄養満点で腹持ちも良くてコスパ最強です。
水道水を安心して飲める国は世界的に見て、日本を含めたった数カ国だけなんです。
でもこれで一度煮沸させれば安心ですよね。暑い国では水代もバカになりません。
とにかくこれ一台で、ひと手間自分でやることで、トータル的にべらぼうに旅のコストを下げることができちゃうんです。
・・・そもそも僕がどんだけ料理をするかって、
部屋の窓際で万能ネギを育成するくらい。
水に浸けることでシャキっとして蘇って美味しいんですよ。
あるいは、
部屋の窓際で大根の葉っぱを延命。
調理以外ではこんなビックリな使い方も!
それぞれもちろん実行済みです。ただし、自己責任で行ってくださいね。
●備え付けの鍋が小さけりゃフライパンで使っちゃう!これで炒め物もラクラク。
●お湯の出ない宿ではホットシャワー代わりに!鍋一杯1ℓ浴びるだけでもスッキリ。
温かいお湯で洗濯物を手洗いすれば、汚れもシッカリ取れますよ。
●寒くて乾燥している場所のお部屋でお湯をグツグツ沸かしていれば、保湿効果と室内温度上昇。加湿器兼、エアコン代わりに!
●極め付けにヒーター部分でアイロン代わりに!生乾きの下着や靴下に当てれば速攻で乾いちゃいます。
いかがでしたでしょうか、いかにコイツが有能かが伝われば幸いです。
って、まだ終わりませんよ。
使用にあたっての注意点
個室で泊まっているときに使うことがほとんどでしょうが、極力、宿のスタッフや他の客に見つからないようにすること。
料理によっては匂いが出ちゃって他のゲストに迷惑がかかったり、それに電気代もかかるでしょうから宿のオーナーからしたら部屋で調理されるなんてのはたまったもんじゃないでしょう、特に格安の宿では。たまに室内で調理などは禁止って書かれてるとこもあります。
だから割と規模の大きい罪悪感を抱きながら豚の塊を小一時間煮込んだりしてましたよ。こんなのオーナーに見つかったら肉じゃなくて腸のほうが煮えくり返っちゃいますね。
一度モロッコで使ってることがバレて、チェックアウトまで没収されたことがありますw
あとはドミトリー(相部屋)で使用する際は同室の人に一声かけること。
これは言うまでもなくマナーの問題ですね。さすがに大勢いるとこでは控えますが、自分の他に一人二人だったら料理はせずともインスタントコーヒーくらいは淹れたりすることがあります。
そんな時は、あなたも一杯どう?なんてご馳走して、コミュニケーションが生まれたりもしますね。
唯一のデメリット
それは重さです。ヒーターと鍋とその他全部合わせて1kgあります。
と言っても僕からしたら倍の2kgの重さがあっても持っていたいほどの物ですが。
あとは通販サイトのレビューなどを見てみると、熱くならないなどの不良品も少なくないそうです。
北欧で出会った旅人がまさにそれで、即行で捨てたようです。
が、不良品って電化製品全般で言えることですよね。それは残念ながら運が無かったというしかないでしょう。
僕の過去2度の購入、使用してたときは不具合は何一つありませんでした。ほぼ毎日何度使っていても1年以上しっかり作動してくれてましたよ。
あとは熱が弱いだとか、お湯を沸かすのに時間がかかるだとかいうレビューも見受けられますが、それは不良品じゃないとすれば、その人の時間の使い方がヘタっぴなだけでしょう。お湯を沸かすだけならミニケトルで事足ります。
ということで、僕にとってはデメリットなど一切無い、完全に旅の生活の一部なのでした。
ところで、本体の価格はどうなのかって?
はい、驚きの2,700円前後でございます。
ビックリですよね、安過ぎでしょ。この値段だからハッキリ言って不良品があっても仕方がないってなっちゃいますよ。
この便利さでこの価格、マジで最高で最強の旅具なのでした。手放せない。