Bunkoh Style -WorldWide-

世界中の果て(先端)を命懸けで制圧しに行く大冒険ロマン

【刺激的】エアーズロック行っとく?~アウトバック・オーストラリア~

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こんにちは。今年も残り10ヶ月ほどとなりましたがいかがお過ごしでしょうか。

現在は南米パラグアイにある日本人居住区にて極度の堕落生活を送っています。「何もしない贅沢な日々」が送れる場所は世界にはたくさんありますが、決まって滞在1週間を過ぎると、「罪悪感にさいなまれる日々」に変わるのは僕だけではないですよね?

<俺、これでいいのかな。>

あるいは<お前、それでいいの?>ともう一人の自分が斜め上から呟いてくるんです。


でも一応は待っているんですよ?次に行く国はブラジル。
そうです、毎年2月のブラジルといえばあれですよね、世界最大のお祭りと言われるリオのカーニバル

それを待ってるんです。

いや、言葉足らずでございました、「カーニバル終わり」を待っているんです。
カーニバルはリオだけでなくブラジル全土、様々な場所で行われるようで、一年で一番の書き入れ時でしょうからどこの宿も異常に高いのです。


世界最大のお祭りに関心の無い僕は、その終わりをパラグアイで待っているんです。

という些細な理由を糧に、堕落した生活のさなかにおります。

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さて、この前こんなニュースが目に入りましたよ。

CNN.co.jp:豪エアーズロック、登山禁止へ19年10月から


遂にか〜という感じで、この問題は前々から豪政府と先住民族アボリジニのあいだでギスギスしていたんです。

オーストラリアの代名詞でもある世界最大級の一枚岩、エアーズロック(Ayers Rock)という名は探検家が付けた英名で、アボリジニのあいだではウルル(Uluru)と呼ばれます。


ウルルの所有者はもちろんアボリジニ。でもオーストラリア政府はその山を観光開発するべく、リース料や入場料の一部を彼らに支払うことで、なかば言いくるめてウルルを借りていたのでした。

彼らにとってウルルは聖地であるので、観光客による登山を快くは思いません。しかし政府から得られるそれらの収入は現実問題、彼らの重要な収入源でもあったので、部外者の登山を仕方なく認めるという現状でした。

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「ここは我らの聖なる場所。ゲートが開いていたとしても、登山は自粛して頂きたい。」

入山ゲートが開いていればいつでも登ることが出来ますが、ゲートの前に立てられた看板には彼らアボリジニによるメッセージがこう書かれていました。

それが遂に彼らの堪忍袋の尾が切れ、2019年10月26日をもって観光客向けの登山が全面禁止になるようです。


てことで今回はそのオーストラリアが誇る念願のエアーズロック訪問の様子をお送りしますね。


プレイバック!オーストラリアの前回はコチラ。

bunkohstyle.hatenablog.com


2014年3月〜

 

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まず、エアーズロックへは車で行くことを激しくおすすめします。

オーストラリアを周遊することを「ラウンド」と言いますが、このように360度の地平線の中をひたすらに風を切って切って、ポコっと地平線上にソレが現れた時のテンションの上がりかたはきっと、異常ですよ。

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でも?
【車で向かう時あるある:あれはエアーズロックじゃなかった。】


そうなんです、上の写真の左手に見えるのはそれじゃないんです。 この国には似たような山がたくさん点在しているのです。

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いかがですか?コチラが正真正銘の世界の中心、地球のヘソとも呼ばれる一枚岩でございます。

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もうテンション爆上がりですよ、危うく事故ですよ。

 

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ヘソと言われるだけあって、大陸のだいたい真ん中に位置しています。

この内陸部はアウトバックと呼ばれ、更にそのウルルがあるノーザンテリトリー州の南部は赤茶けた大地が広がることからレッドセンターと呼ばれ、ウルル以外にも自然が創り出した大迫力な見どころが点在しています。

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こちらはウルルから約300kmにある壮大な渓谷を望めるキングスキャニオン。真っ直ぐに切り立つ崖の上に人が見えますね。映画「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地にも使われた国立公園です。

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まるで別の惑星を歩いているような錯覚に陥る景色。

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 エアーズロックのついでにでも、訪れてみてはいかがでしょう。

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ちなみにアウトバックはハエの量が尋常ではありません。こんなハエ避けネットも売られているほど。
人の顔は身体の中で一番あぶらが出るところでして、それをめがけて猛烈にたかってくるのです。耳のあたりでシャランラランララーー!って性交渉されたりしたら本気で殺意が湧きますよ。そして実際ぶっ殺しますけどね。心の底から絶滅すればいいのにと思いますよね。

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夜はおとなしいのですが、明るくなるにつれ気温が上がるにつれて行動が活発化します。
早朝の時点でこれ。たまんねェ。

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こちらはウルルから約40kmに位置する、広範囲に及ぶ岩山群から成るカタ・ジュタ(Kata Tjuta)アボリジニの言葉で「多くの頭」という意味であるこの巨石群はウルルとセットで世界遺産に登録されています。

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トレッキングコース内にはこういった「風の谷」と称される場所がありまして、日本人のあいだではナウシカのモデル地となったのではないか、と勘ぐる騒動があったそうですが、ジブリ側は完全に否定しているようです。

オーストラリア国内にはジブリが参考にしたのではないか、という場所が他にもたくさんあるのですが、いずれもジブリファンによる憶測でして、会社側が正式に認めるということは無いそうです。あくまでも噂。

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さぁ、本題へ参りましょう。
オーストラリアと言えばな一大観光地、世界最大級の一枚岩、エアーズロック

ちなみに書きました通り、エアーズロックは世界最大“級”の一枚岩でして、実は世界でもっとも大きな一枚岩は、同じくこの国の西オーストラリア州にあるマウント・オーガスタスという山なんです。エアーズロックの約2.5倍も大きいその山は4WD車でしか行くことの出来ない辺ぴな場所に鎮座しています。

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世界で“二番目”に大きい一枚岩の回りはグルッとウォーキングコースが整備されており、1時間ほどで一周することができますよ。

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間近で見ると、ここがエアーズロックだなんて行った人でない限り分かりませんよね。

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一枚岩と言えど崩れたものでしょうか、細かい巨石もゴロゴロしていて隙間には草が。

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チラホラと大昔のアボリジニによる壁画も残されています。

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ここは一般に公開されてはいますが、その他にもむやみに立ち入ってはいけないアボリジニによる神聖な場所はいくつもあるのです。

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入場料は25豪ドル(約2,000円)、カタ・ジュタもセットの共通券で、3日間有効。

時間帯によって様々な姿を見せるエアーズロック。各ビューポイントからは朝日や夕日に照らされ真っ茶色になったりシルエット姿を披露するなど、

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その日その日の天気にも左右され本当に様々な勇姿を見ることが出来るように、3日間のチケットなのかなぁと察します。

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オーストラリアはとにかく空が凄い、空も凄いんです。シルエット映えはしませんが、これはウルルから見たカタ・ジュタ

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ここへ来る観光客の多くが2泊3日とエアーズロックを堪能すると思いますが、その際の宿泊は至近距離にあるエアーズロックリゾート内にある安宿を利用すると良いでしょう。キッチン付きのドミもあるようです。

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僕は車を手に入れてからというもの、一切の宿に泊まるということをしなかったので、いったんリゾートを離れたすぐ近くにある無料のキャンプ場で寝ていました。

夜はご覧の通りです。こんな星空の下、僕以外に誰もいないんですよ。
朝も目覚めれば、<今日は良いことありそうだ♫>なんて自然と思わせてくれるような情景に心洗われます。

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さて、単刀直入にエアーズロック、登りたいですよね?

僕も考えましたよ。ここはアボリジニの、彼らの神聖なる場所であること。自粛を促すメッセージ。
自分の大切な場所に、土足で上がり込まれるという感じでしょうか。うーん。

しかしこの決して安くはない入場料も、幾らかは彼らの手に渡るんですよね。ゲートも開いてますしね。



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行こか。


登山は風の強い時や気温が高過ぎる日、そしてアボリジニの儀式が行われている間などはゲートが閉められ、登ることができません。基本的には行けるんでしょ?と思いきや、年間の登頂率はわずか30%ほどだそうです。チケットの有効期間の3日間で粘りに粘ってもダメだった、という旅行者もたくさんいます。

実際に僕が登った日も午前中は閉まっていました。が、午後に再度立ち寄ってみたら開いていたんです。

画像のように鎖が無いと登れないほどに急勾配な坂があったりで、登山中の転落事故で少なからず死者が出ているそうです。だから風の強い日などは登れないんですね。

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遠くからだと綺麗な形をしているように見える山ですが、実際はグネグネのボコボコなんです。

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登山ゲートが開いたばかりだったようで、山頂には僕一人だけでした。行きは1時間かからないくらい。

柔らかな風の音しかしない空間の中で、標高約860mの世界最大級の一枚岩の上から見る、360度地平線の果てしないアウトバックの景色をたっぷり堪能。

大満足なエアーズロック観光でした。

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いかがでしたか?広大な母なる大地に突如として現れるエアーズロック。圧倒されてみませんか?

登山自体をオススメする気はありませんが、彼らアボリジニの重要な場所だということを認識しつつ、自分なりに考えて登山の是非を決めてみてはどうでしょうか。


次回は更に深く、超刺激的なアウトバックの世界をお魅せしますよ〜!